過去10年間にわたり、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのメインスポンサーとして、世界選手権やヨーロッパ選手権、そしてオリンピックでも頂点に輝いてきたMERIDA 。
そのバイクはドイツ・シュツットガルト近郊のマグシュタッド (Magstadt) にある、MERIDAヨーロッパR&Dセンターでサイクリングのすべてを知り尽くしたエンジニア達によって設計・開発され、台湾の台中エリアにあるMERIDAのファクトリーで生産されています。MERIDA において、アスリートは、このエンジニアリングでのテストライダーという大きな役割を担っています。
レースフィールドで限界に挑戦するアスリートの意見やフィードバックは直接プロトタイプに反映され、テストを繰り返した上で市販品として世界77ヶ国に出荷されています。MERIDAブランドの歴史は2013年で四半世紀、ヨーロッパR&Dセンターの設立からは13年を数えますが、ヨーロッパでの開発は世界で認められ、あらゆるカテゴリーのバイクがユーザーから高い評価を得ています。
今年から新たにイタリアの伝統あるロードレースチームLAMPREが、MERIDAのバイクに乗ってツール・ド・フランスを含む、UCIワールドツアーを走り、彼らの意見が MERIDA のロードバイク開発に直接届く事になりました。このTEAM LAMPRE-MERIDAと、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMの 2 つのプロチームの協力により開発した 2014モデルのバイクをお届けします。
MORE.BIKE - サイクリングにMOREをお届けしたいという、MERIDAの思い。MERIDAの自転車への情熱をもっと多くの人へ。もっと多くの体験に。
Merida from Germany
MERIDAのバイクは設立当初から今日に至るまで、ユニークかつ革新的な設計とデザインで世界をリードして来ました。世界第2位の自転車メーカーという規模を持ちながら、決して大量生産品の様なバイクは作りません。MERIDAを選ぶあなたの様に、MERIDAのバイクは魅力的な多くの個性を備えているのです。
MERIDAのバイクに採用されている最先端のテクノロジーは、リストにすると読みきれないほど多く、しかも今もどんどん増え続けています。例えば、一例としてHFS(ハイドロ・フォーミング・システム)が挙げられます。「ハイドロ・フォーミング・システム」とは、高圧・高温のオイルを使ってアルミニウムを型に押し付けて成形する技術で、設計通りの理想的な剛性バランスを持ち、かつ個性的なデザインのフレームを作ることができます。このHFSによって、ありふれた形をした量産アルミバイクではなく、MERIDAにしか実現できない性能とデザインを両立したバイクを作ることが可能になったのです。
MERIDAの技術はデザインを際立たせるだけのものではありません。カーボンチューブ内にリブを設ける「ダブル・チャンバー・テクノロジー」、微振動を吸収して快適性を高める食物繊維由来のレイヤーをカーボンレイアップに加える「バイオファイバー・ダンピングコンパウンド」や、衝撃吸収性を向上させる「フレックス・ステー」などのカーボンテクノロジーは、MERIDAの経験豊かなエンジニアやデザイナーのアイデアを世界有数のハイテクバイクへと昇華させるのに必要不可欠なものです。だからこそ、世界最強のプロチームであるMULTIVAN MERIDA BIKING TEAMとTEAM LAMPRE-MERIDA は、プロレースのフィールドでMERIDAのバイクがもつ圧倒的な優位性を手に入れているのです。
MERIDAの留まることのない技術革新は、フレームに集約されているだけではありません。ドイツにある R&Dセンターの技術者たちは、頻繁にファクトリーに足を運んで全ての生産工程に立ち会い、ラインを常に最適なものへとブラッシュアップし続けています。また、サプライヤーと協力し合って新素材を開発するなど、高品質のバイクを作るために細心の注意を払うことも忘れていません。MERIDAは常に、新しいテクノロジーイノベーションをバイクに込め、その高品質のバイクをユーザーに届けるべく努力を続けているのです。
MORE.INNOVATION, MORE.BIKE
“MERIDAではドイツにあるR&Dセンターと、ファクトリーが手を取り合って、それぞれの能力と特徴を最大限に発揮できるように努めています。そうすることで、私たちのテクノロジーは世界トップレベルを維持することができるのです。”
JüRGEN FALKE, Director of Products MERIDA
MERIDAのバイクを一目見れば、シンプルで無駄のないフレームと2つのホイール、そしてたくさんのパーツで作られた美しい乗り物であるということが解るでしょう。しかし、目では見えないものもあります。例えば、バイクのコンセプトの背景にある多くの素晴らしいアイデア。あなたがMERIDAのバイクに乗るまでにエンジニアたちが費やした膨大な時間。交わされた激しい議論、緻密な設計図、採用されなかった数々のアイデア、プロトタイプで行われた長期間のテスト。ファクトリーの最新鋭の設備や、止まることのないメカニックの手、忙しく動き回るスタッフ達、そして、徹底的に管理された品質。MERIDAバイクの魂ともいえる、私たちの情熱は決して目に見えるものではないのです。
しかし、この情熱があるからこそ、MERIDAのバイクは他のバイクとは一線を画した存在となっています。1972年に設立者のアイク・ツェンが最初の工場を稼働したその瞬間から、すべてのMERIDAのバイクには、「情熱と勇気をもって行動する」という彼の魂と信条が宿っています。もちろん今でも我々は、すべてのMERIDAが「特別な一台」にならなければならないという信念をもってバイクを作っています。 なぜなら、最終的にはその中の一台が、「あなたの一台」になるのですから。
そのため、開発がスタートしたそのときから新型バイクが完成するまで、ドイツにある R&D センターのエンジニアやデザイナーは、生産部門の専門家と常に意見をぶつけ合い、アイデアを出し続けます。
あらゆる可能性は一つ残らず試され、疑問や妥協が残ることはありません。世界77ヶ国の販売網から、これからのバイクには一体何が必要になるかを常にリサーチしています。こういった努力があるからこそ、ヘッドチューブにMERIDAのエンブレムを掲げた最高のバイクを幅広くラインナップすることができるのです。
四半世紀が過ぎた今、MERIDA は「ドイツで設計とデザインを行い、台湾で生産する」という自転車にとって理想的な製造形態を確立しています。世界トップクラスの技術と製造能力を持った多くのスタッフたちを抱え、比類なきクオリティのバイクを生み出しているのです。
MORE.PASSION, MORE.BIKE
“突然浮かんだアイデアが実際にバイクになるまでは、数え切れないほどのステップが必要なんだ。でも、世界中にいる何千ものMERIDAスタッフたちは皆そのアイデアを信じ、完璧を目指して日々最大限の努力を続けているんだ。"
DANIEL SCHWENK, Senior R&D Manager MERIDA
約25年前、最初の市販モデルを市場に投入するとほぼ同時にMERIDAはプロレースへのサポートを開始し、世界中で行われる過酷なプロレースシーンでMERIDAのバイクの優位性を証明してきました。中でも有名なのは、10年以上に渡って世界最強のMTB チーム、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのメインスポンサーを務めていることでしょう。MERIDAのバイクを駆るライダーたちは、世界選手権やヨーロッパ選手権のタイトルだけでなく、オリンピックでも金メダルを獲得、MERIDA は世界中にその名を轟かせることになったのです。
そして2013年、MERIDAはプロロードレースチームの名門であるLAMPREのスポンサーとなり、TEAM LAMPRE-MERIDA が 誕生しました。これにより、MERIDAのロードレースに対する取り組みがさらに飛躍することとなったのです。
しかし、MERIDA にとって、このようなスポンサーシップは単なるマーケティングツールではありません。大切なのは、世界トップレベルのエンジニアとライダーが連携することで生み出されるアイデアや技術が、新製品へとダイレクトに反映されることです。2014年モデルとしてデビューした新型バイク、BIG.SEVENに搭載されているチェーンステーはその好例。MERIDAがサポートするMTBプロライダー達の荒れた路面でのペダリング効率改善への要求と、チーフエンジニアJuergen Falkeが率いるMERIDAヨーロッパR&Dセンターの開発力との融合によって完成したものなのです。
また、革新的な快適性を実現した新型ロードバイクRIDEもその一つ。特殊なリアステー構造によって快適性を高め、スムースな走行性能を極めたこのバイクは「荒れた路面が続く過酷なレースで勝てるように、最後までパワーを残しておけるバイクを作って欲しい」というTEAM LAMPRE-MERIDA の要望に応えて登場しました。
この様に、MERIDAバイクのオーナーは、MERIDAがサポートするプロアスリートからのフィードバックを直接享受できるのです。José Hermida やGunn-Rita Dahle Flesjå が過酷なクロスカントリーコースを攻めるたび、Filippo PozzatoがUCIワールドツアーで勝利するたび、彼らの活躍はMERIDAにとっての原動力となり、それは、あなたにとってのアドバンテージそのものなのです。
MORE.SUCCESS, MORE.BIKE
“2002年のチーム加入以来、私はいつもMERIDAを信頼しています。どんなに困難なチャレンジでも、バイクは常に最高の仕事をしてくれるのです。今年の世界選手権を戦い、勝利したチャンピオンバイクはBIG.NINEです。マラソンXCレースにはこの上ないバイクです。”
Gunn-Rita Dahle Flesjå
2013 UCI MTB マラソンXC世界チャンピオン
ANDREAS ROTTLER,
Director of Sport Marketing MERIDA
ブエルタ、ジロ、ツール、プリマヴェーラ、北の地獄、落ち葉のクラシック。ロードレースファンの情熱に火をつけるには、これらの愛称だけで充分だ。TEAM LAMPRE-MERIDAは、世界の頂点を極めるために2013年1月にUCIワールドツアーでのMERIDAロードバイク出陣の狼煙を上げた。
2013年シーズンの初頭から、イタリアの名門チームであるTEAM LAMPRE-MERIDAは世界有数の自転車ブランド、MERIDAのサポートを受けてUCIワールドツアーで活躍している。チームキャプテンのMichele Scarponiは、ロードレース界のスターとして知られるFilippo Pozzato、Damiano Cunego、Roberto Ferrariなどと共にレースを戦う傍ら、MERIDAロードバイクの開発に参加。Diego UlissiとDavide Cimolaiといったレース界の新星もトッププロならではの豊かな経験と高度な知識を、MERIDA開発陣にもたらしている。
2012年初旬から活躍してきたオールラウンドバイクSCULTURAに加え、2013年には3台の最新鋭マシン―REACTO、RIDE、WARP TT―がプロレースに投入された。エアロロードであるREACTOは、タイムトライアルでもスプリントでも、そしてヒルクライムでも高い走行性能を発揮。RIDEは高い快適性を武器にパリ~ルーベの荒れた石畳を和らげてライダーをスムーズにゴールまで運んだ。WARP TTはタイムトライアルで貴重な1000分の1秒を勝ち取った。
MERIDAの開発陣は、TEAM LAMPRE-MERIDAメンバーのハイレベルの要求に完璧に応える先進的なバイクを作り上げたのだ。「私たちはプロライダー達からのフィードバックをもとに、既に完成されたと思われていたバイクにも新たなテクノロジーを投入してどんどん改良を加えます。」とMERIDAプロダクトディレクターJuergen Falkeは語る。ほんの小さな違いが勝敗を左右するプロレースの世界で彼らは戦っているのである。
信頼出来るパートナーの存在がチームを未来へと続く成功へと導く。TEAM LAMPREの活動開始は1990年、プロサイクリングチームとこんなにも長くかつ真剣な関係を築いた企業は、ミラノ北部に本拠地を置くこの鉄鋼メーカーをおいて他には無い。
また、今日では世界第2位の自転車メーカーとなったMERIDAの設立はその18年前、1972年である。この2つの歴史ある企業が長年培ってきた各々の得意分野を組み合わせることにより、最高のチームが出来上がっていくのだ。
本当に楽しみなのはこれからだ。「私たちはプロライダーのために、トップレベルの性能を持つロードバイクのラインナップを完成させました。私たちの次の課題は、向上心を絶やさず、型にとらわれない発想で進化し続けること」と前出のJuergen Falkeは語る。ドイツでは有名なトライアスリートでもある彼は、輝かしい勝利は簡単には得られないということを知っている。しかし、人々が個々のベストを尽くしたとき、その報酬として大きな成功を得られるということも知っている。それはまさにTEAM LAMPRE-MERIDAが実戦の場で体現していることに他ならない。「多くのパワーが集まったとき、前進する大きな力が生まれる」ということだ。
FABIAN AUST, TeamManager
古今東西のMTBレースシーンでMULTIVAN MERIDA BIKING TEAM ほどの成功を納めて来たレーシングチームは他にないだろう。2002年以来、MERIDAは一貫してタイトルスポンサーとして、また機材サプライヤーとして、この世界最強のレーシングチームを変わらずにサポートしている。José Antonio Hermidaや、Gunn-Rita Dahle Flesja等の選手たちによって毎シーズン繰り返される成功こそが、このレーシングチームを世界最強のチームとしているが、2013/14シーズンには大きな改革を行った。
チームは今までとは変わらないように見える、しかしながらとても重要なことが新しくなった。MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMの5人のプロライダーがレース会場に現れると、最大の注目を集めることは確かだ。ウォーミングアップ時は、チームテントには多くのファンが集まる。しかし、彼らの目は2人のベテランのみに留まらず、ライダーとライダーの間を泳ぐ。
ノルウェー人のGunn-Rita Dahle Flesjaと、スペイン人のJosé Antonio Hermidaは、幾度の世界選手権、ワールドカップ、ヨーロッパ選手権、オリンピック、ナショナルチャンピオンシップのタイトル保持者としてMERIDAと共に戦うが、MERIDAのラインナップはこの2名に留まらない。オリンピアンでありオランダ選手権を複数回制したRudi van Houts、そしてチームに新しく加わったThomas Litscher (スイス) とOndrej Cink (チェコ共和国)の「ヤングガン」の2名を含んだ5名。ファンはこの5名それぞれに注目するのだ。
「2013/14シーズンでは、我々は新世代のMULTIVAN MERIDA BIKING TEAMについて考えている」と語るのは新チームマネージャーのFabian Austだ。スポーツマーケティング・ディレクターとなった旧マネージャーのAndreas Rottlerからその座を引き継いだFabianは、チームとは長い付き合い。「私たちは事実上、3つの世代と一緒に1つ屋根の下で暮らしている。そうすることで、他のチームの選手には得られない、ベテランからのノウハウや若手からのエネルギーなど、各々がチームメイトから恩恵を受けられる。」このFabianの言葉は特に1つの事実を伝えている。MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMは例えメンバーが入れ替わったとしても、まるで家族のような関係が保たれているということだ。
今年で40歳になるGunn-Rita Dahle Flesjaは、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMに最も長く在籍している選手というだけでなく、9度の世界選手権を制した世界で最も成功したアスリートの1人でもある。もちろん今もなお、彼女はマラソンXC世界チャンピオンとしてアルカンシェルを着ており、2004年のアテネオリンピックで獲得したゴールドメダルの事は誰もが知っている。
2010年XCO世界チャンピオンでスペイン選手権のディフェンディングチャンピオンである35歳のJosé Antonio HermidaとGunn-Rita Dahle FlesjaはXCレースシーンの代表的ベテランにして、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMの中心であるが、彼らの学びたいと思う熱意が冷めることはない。「若手のワイルドなライディングスタイルは、自分のそれとは異なる。だけどそこから吸収することで学べることがある。なぜならワールドカップサーキットが要求するテクニックは年々高まる一方なのだから。」そして、José Hermidaはこう加える。「その見返りとして、若手の選手は僕らの経験を学べる。例えば、レースシーズンのストレスフルな状況と立ち向かう時などだ。」と。
信頼出来るパートナーの存在がチームを未来へと続く成功へと導く。TEAM LAMPREの活動開始は1990年、プロサイクリングチームとこんなにも長くかつ真剣な関係を築いた企業は、ミラノ北部に本拠地を置くこの鉄鋼メーカーをおいて他には無い。
また、今日では世界第2位の自転車メーカーとなったMERIDAの設立はその18年前、1972年である。この2つの歴史ある企業が長年培ってきた各々の得意分野を組み合わせることにより、最高のチームが出来上がっていくのだ。
本当に楽しみなのはこれからだ。「私たちはプロライダーのために、トップレベルの性能を持つロードバイクのラインナップを完成させました。私たちの次の課題は、向上心を絶やさず、型にとらわれない発想で進化し続けること」と前出のJuergen Falkeは語る。ドイツでは有名なトライアスリートでもある彼は、輝かしい勝利は簡単には得られないということを知っている。しかし、人々が個々のベストを尽くしたとき、その報酬として大きな成功を得られるということも知っている。それはまさにTEAM LAMPRE-MERIDAが実戦の場で体現していることに他ならない。「多くのパワーが集まったとき、前進する大きな力が生まれる」ということだ。
「Gunn-RitaとJoséとトレーニングをしたり、レースコースをチェックするのは信じられないくらい勉強になるんだ。」とThomas Litscher (24)は言う。「彼らはレーサーが想像できるすべての状況をすでに経験していて、なにが起きても冷静さを失わない。」MTBレーサーにはライディングスキルと戦術の両方が必要不可欠だ。「安定したパフォーマンスを発揮するには、バイクに乗っていないすべての時間が等しく重要で、この点でもGunn-RitaとJoséの経験にとても助けられた」と、2人目のニューカマーであるOndrej Cink (23)がこの完璧なチーム体制を強調する。「2人ともサイクリング界の本物のスーパースターなのに、とても優しくて落ち着いた性格をしているんだ。」Thomas LitscherとOndrej Cinkのワールドカップでの初めての表彰台が、この新しいチームのパートナーシップを物語っている。
ここまでで、5人のアスリートのうち、まだ1人が登場していない。オランダ選手権を複数回制したRudi van Houts (29)のことを知れば、彼こそが「第五の車輪」だとすぐに解るだろう。「去年までは僕が一番若いチームメンバーとして学習してきたが、僕の経験を若手に引き継ぐ時が来た。そして、若い二人がどういう風に感じているか、僕は正確に分かっている。」ゆえに、Rudi van Houtsは2人のベテランと若手を繋ぐ最高のリンクとなっている。MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMがこのシーズンの終わりに世界最高のXCチームの座に立つ事を彼は確信している事だろう。
2013シーズンは、国内最高峰の【JCF JAPAN SERIES】において、史上初となる全戦優勝、また2年連続でのチーム優勝となる完全勝利でその幕を閉じました。これは、20年を超える日本のマウンテンバイクレースの歴史の中で、前人未到のものであり、チーム優勝と共に、日本における最強のマウンテンバイクチームであることを証明できた最高のシーズンとなりました。
チーム発足から3年目を迎える2014年、更なる飛躍を求めてMIYATA-MERIDA BIKING TEAMは、チーム体制を一新し、常勝チームとしての位置づけをより強力にアピールしてまいります。
MERIDA のラインナップの中でも、専門性が高く、組み立て、アフターサポートに高度な商品知識が要求されるモデルは「メリダ・グローバル・ディーラー(MGD)」契約販売店においてのみ取り扱われます。お客様はサイズ選びやセッティングなど、購入の前後を問わず確かな商品知識と技術により「MGD」取り扱い限定モデルにふさわしいサポートを受けられます。
カーボンバイクでは、少なからず歪みを考慮に入れなければならない。この素材の品質を向上するためには、 MERIDA はカーボンチューブの成型時に使用するエポキシ素材にナノテクノロジー素材を配合し、チューブの構造としての強度を高め、その結果として走行中の石などのヒットに対して従来比で 40%強いカーボンチューブの製造が可能になった。NANO MATRIX CARBON は 2014年モデルの全ての MERIDA ハイエンドバイクを洗練する。
Anti Wrinkle System (しわ防止構造)の略称。 その技術特性により、カーボンは自転車の設計者と開発者に、その他の原料(例えば、アルミなど)では得られない優れた可能性を提供する。この特殊な表面構造は、実に魅力的である。また、カーボンフレームの製造工程で、チューブ内に挿入されるバルーンの素材にはポリエチレンではなく、より内圧のかけられるシリコンを採用する事で、そのバルーンを引き抜いた際に出来るチューブ内のシワを無くし、美しい内部構造と、高い構造剛性、そして製品としての耐久性や信頼性を向上している。
MERIDA は特殊なバイオフラックスファイバーを使うことで、カーボンコンポーネントの構造を改良し、非常に効果的な振動除去性能を獲得する結果となった。また、ロードバイクと MTB のハードテイルでも最大限の快適性を実現。更には、カーボン製のシートとチェーンステイ、またフォークにも配置されたバイオファイバーが高周波の振動を除去する。
ロードバイクと MTB ハードテイルは、後部にサスペンションシステムをもたない。その代わりに、軽量化できるだけでなく、各パイロットの全出力を推進力に変換する。しかし、リジッド構造ゆえにあらゆる衝撃が直接ライダーに伝わり、これはライダーのパフォーマンスポテンシャルに影響を及ぼす。そのため、 シートステー、チェーンステーの形状を扁平とする事で、路面からの衝撃を吸収して快適性を向上するマイクロサスペンションテクノロジーを開発した。
フロントフォークブレード及び、ダウンチューブ内に、縦・横各方向の適正なレイアウトでリブを設けた MERIDA 独自のテクノロジー。2つの独立したチャンバーを持たせる事で、曲げや捻れ剛性を大幅に向上。同時に、衝撃への耐久性も向上しつつチューブの軽量化にも繋がる。
MERIDA 独自の技術である Modular Head System によって、 WARP TT の機能的なヘッドチューブは、 +30mm または +60mm 延長することができる。従って、パイロットは各自の要求に合わせて最適なポジションを見つけることができる。スペーサーを挟む方法ではヘッドチューブの剛性に最高の結果を望むことは出来ないが、私たちの WARP TT の場合は独自のカートリッジタイプのヘッドシステムだからこそ、ヘッド部の剛性を高く維持できる。
Merida Optimized Ride Engineering の略。フルサスペンションを備えた MTB のシャーシはフレームサイズによってそのパフォーマンスが変わってしまう恐れがあるが、 M.O.R.E. SUSPENSION はバイクの性格に合わせた理想的なリアサスペンションの作動を可能にするサスペンションシステム。
Virtual Pivot Kinematics の略。 140、160mm トラベルのフルサスペンションバイクで、その性能を決定する MERIDA 独自のバーチャルピボットシステム。 VPK はサスペンションの抵抗のない、反応性に優れた動きと変速性能、そしてブレーキング性能を両立する。 MTB モデルの ONE-FORTY-B と ONE-SIXTY に使われている。
分割式モノコック構造でフレームを作る事で、BB 周辺やヘッド回りなどのストレスが掛かる部分への負担を下げ、軽量化を実現するテクノロジー。モジュール同士はインターナルジョイント、もしくはチューブto チューブの適材適所の接続方法によって接着される。
カーボンファイバー製フロントフォーク。ステアリングまでカーボンで作られたフルカーボンフォークを採用する上位モデルもある。
機械圧縮による3次元シェイプのアルミチューブ製法。従来円形チューブでは不可能な理想的な応力特性を持ったフレーム製造を可能にする。Racelite 6061 アルミニウムと組み合わせられる。
油圧成型によってチューブを成型するハイドロフォ ーミング製法を採用したフレーム。Prolite アルミニウムと組み合わせられる。
軽量アルミニウム合金6061 アルミを採用したフレーム。MERIDAのアルミニウム加工技術と共に高いパフォーマンスを実現する。
MERIDA のラインナップの中で最高級の6066 高張力アルミニウムを採用したフレーム。チューブの厚みに変化を持たせたトリプルバテッドを採用。
ダウンチューブの下側にツインカーブを持たせたMERIDA 独特のチューブ形状。曲げと捻れ剛性を大幅に向上する。
外部バテッドしたヘッドチューブ形状と下側1.5 インチの大径ベアリングを持つテーパーヘッドセットを採用。ヘッド周りの剛性だけでなくフォークまで高剛性化する事で、ハンドリングの正確さを向上する。
スムースな溶接跡を実現する溶接技術。美しい外観と、溶接強度の両立を実現。
キックスタンドをボルトオンで装着可能にした、キックスタンド台座。ディスクブレーキとも干渉しない設計。
リアブレーキケーブルをトップチューブに内蔵化して、美しいルックスを手に入れた構造。一部のモデルでは、シフトケーブルもダウンチューブに内蔵化されている。
サスペンションフォークのクラウンや、リアユニットに装着されたレバー、もしくはダイヤルで、サスペンションをロックアウトしてリジッド状態での走行を可能にするシステム。
ハンドルバーにマウントされたレバーによりサスペンションのロックアウト操作を出来る、リモートシステム。
リア周りの性を高める為に採用された、従来より太い12mm スルーアクスルと、142mm 幅のワイドリアエンド。ディスクローターの理想的な配置も実現。ツー剛ル無しでホイールの脱着が可能な実用性も兼ね備えている。
ディスクブレーキキャリパーをフレームのリアドロップアウトに直接装着出来るディスクブレーキマウント。キャリパーの調整を容易にしている。