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2016年07月27日
株式会社ミヤタサイクル

Marko Kump doubles up in China

前日のツアー・オブ・チンハイレイク第9ステージで勝ったばかりのマルコ・クンプが、またしても優勝を飾りました。スロベニア出身のクンプは、第10ステージ終盤のスプリントを制し、TEAM LAMPRE-MERIDAに今シーズン12度目の優勝をもたらしました。

プロサイクリストがポジション争いで肘をぶつけ合い、ステージ優勝目指してスプリントをするときには、驚異的なパワーや巧みなバイク操作だけでなく、強い精神力も求められます。これを中国で見せたのが、今週のマルコ・クンプでした。昨年、このレースを下位チームで走りつつも、5勝も挙げたクンプ。今年は第1ステージでの大落車に巻き込まれ、その中で負った怪我を回復させなければなりませんでした。

それでもようやく第9ステージで、彼の中国での初優勝とTEAM LAMPRE-MERIDAで青/紫紅色/メリダグリーンを着ての初シーズン、初優勝を祝うことになりました。しかし、その勝利は僅差であり、ステージはわずか100kmしかありませんでした。そのためマルコ・クンプは、初優勝翌日の長く過酷なステージでも優勝できることを証明したかったのです。

距離240km、登りが何度も現れる第10ステージは、まさにそれを証明するのに恰好のステージでした。序盤に6名の選手が逃げを形成しましたが、TEAM LAMPRE-MERIDAはこの中にフェデリコ・ズルロを送り込みました。残り12kmでプロトンが逃げていた選手たちに追いつくと、ズルロはサポートライダーへと華麗に変身、クンプをその逃げる集団へと導き、チームが望みを託すスプリンターは、昨年に続く出場で2度目の優勝を飾ったのです。

「フェデリコが先頭で走行中、残りの僕たちは集団の中で比較的楽に過ごせ、体力を温存できました。このことと僕が自信を取り戻したことが、今日の完璧なスプリントの決め手となったのです。残り200mで加速し出すと、誰も僕について来られませんでした」。クンプは2度目の優勝後、そうコメントしています。スプリンターの彼が再び輝ける機会は、土曜日のレース終了までに、2回残されています。

15th Tour of Qinghai Lake
Stage 10: Tianshui - Pingliang, 240km

1. Marko Kump, SVN/TEAM LAMPRE-MERIDA, in 5:31.08 hours
2. Yevgeniy Gidich, KAZ, st
3. Nicolas Marini, ITA, st

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