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第30回全日本マウンテンバイク選手権

MIYATA-MERIDA BIKING TEAM(MMBT)は、2017年7月23日(日) 長野県富士見市にあるマウンテンバイクの聖地 富士見パノラマリゾート 特設コースにて開催されたマウンテンバイク(MTB)の日本一を決める全日本選手権に参戦してきました。

コースは、例年通りのコースレイアウトで1周4.45kmを男子U23は5周、男子エリートは6周の勝負となった。選手達は、晴天の金曜日から現地入りし、入念に下見及び試走を行ったが、土曜日の夕方から降り始めた雨により、本番の日曜日は、完全にウエットコースに様変わりしていた。しかし、MMBTの選手達は、慌てずむしろ、いつものCJシリーズより、冷静かつリラックスした雰囲気でスタートを迎えている様に感じた。

まずは、11:45の号砲で男子U23のカテゴリーが幕を開けた。出走17名、MMBTからは1列目からゼッケンNO.103の山田将輝選手が見事なスタートダッシュを決め、トップでスタート後の登り区間を駆け抜けていく。脚はいつもより回っているかに見えた。その後、森の中のシングルトラックに消えていったが、1周目の後半からは、後続に抜かれ、トップと25秒差の3位でコントロールラインを通過。まずは、落ち着いて前の選手を追い抜くことに集中するが、コース中盤から後半にかけて道幅が狭い為、追いつくがなかなか抜けず、コーナーで落車し、復帰も手間取りトップと50秒差、2位と30秒差で3周目へ突入。その後、2位の選手と若干秒差を詰めるが、そのまま4周目へ。確実に差は詰まっていた為、残り2周は全力で前を追う。しかし、他カテゴリーの選手と接触し、再び落車。コース外に外れてしまい大きくタイムロスし、最終周回へ。猛プッシュするが、表彰台には上れたものの、結果は、2位と25秒差の3位でフィニッシュとなった。

山田選手コメント「今回、レース前半は1人で焦ってしまいミスを連発してしまった。しかし、後半は冷静になり、前を追えたのは良かったと思う。前半焦ってしまったのは自分のメンタルの弱さが原因だと思う。勝ちたい大事なレースだからこそ冷静に走らなければいけなかった。CJ後半戦までレースはしばらく空くので、再度、いちから練習し直します。今回もサポート、応援頂きありがとうございました。」

続いて、男子エリートクラスには、ゼッケンNo.5の恩田監督兼選手が1列目、そして、3列目にゼッケンNo.117の小坂光選手が14:30のスタートに万全の態勢で臨む。綺麗なスタートが切られると同時に、瞬く間に最初の登り区間を過ぎていく。恩田選手は3位、小坂選手は7位で最初のシングルトラックに入っていく。しかし、ここで恩田選手が雨の影響か木の根で滑り、転倒し5番手に順位を下げる。小坂選手も前の選手の落車に巻き込まれ、前のパックとの差が開いてしまった。

このまま、恩田選手は1周目をトップと23秒差の5位、2周目を44秒差の4位で通過。3周目に入り、セカンドパックのペースが上がり切らないと思い、単独で前を追おうとしたところでチェーンが外れてしまいストップ。すぐに直してレースに復帰するが、タイムをロスしてしまった。しかし、焦らず自分の走りに集中し、少しづつ前との差を縮め、前のパックに追いついた状態で、3周目をトップと1分3秒差の5位で通過。そして、4周目に入り、トップとの差は、今追わなければ勝てない差まで開いていた為、コース中盤でパックの最後尾から一気にペースを上げ続けて前を追い、4周目をトップと47秒差の2位、5周目を52秒差でコントロールラインを通過し、遂にファイナルラップへ。ゴールするまで、何が起こるかわからないと思い、最後まで力をふりしぼり、トップを追い続けたが、届かず1分6秒差の2位でのフィニッシュとなり、ゴール後、しばらく倒れ込んでしまった。

恩田監督兼選手コメント「一年に一度チャンピオンジャージと日本一をかけた戦いとなる全日本選手権。選手である以上どうしても欲しいタイトルであり、目指すべきタイトルであったが、今年もそこには届かなかった。好調のピークを全日本に合わせるようにトレーニング量、内容を調整し、シーズン前半のCJシリーズを戦ってきた。身体のキレがなく、モヤモヤとした状態で葛藤が続いたが、全日本にピークをという考えをぶらさず、我慢をし続け取り組んできた。その甲斐あってピークも合い、絶好調で臨んだ今回だったが、勝つ事が出来なかった。自分の方が勝っている部分もあったが、劣っている部分の方が明らかに多く、それが2位という結果だと思うし、1分6秒という差だったのだと思う。今回までの取り組みに後悔はないし、よくピークを合わせられたと思っているが、結果に関しては褒める事は出来ない。MTBに転向して4年目になるが、初めて全日本選手権の表彰台に上がる事が出来た。しかし、上がってみて素直に思った事は、やはり勝たないと意味がない。改めてそう強く思った日になった。また、多くのサプライヤーのサポートのおかげで、この大勝負も全力でレースをする事が出来た。何か一つでも欠ければ走りに影響を及ぼすので、その存在は大きい。そして、会場でのたくさんの応援は本当に背中を押してもらえた。至る所でのタイムチェックも助かったし、気合いが入った。走る時は一人だが、一人で戦っているわけではない。たくさんのサポート、たくさんの応援、たくさんの自分への期待、本当にありがとうございました。簡単に言うつもりもないし、言える事ではないが、次に向けて前を向こうと思います。」

一方、小坂選手は最初の下りでの落車から、気を取り直して前を追うが、なかなか前との差が詰められない。1周目は前のパックがなんとか見えるトップと45秒差の7位で通過。二人のサードパックで協調し合い、ペースを守りながら、前のパックを追う。しかし、徐々にペースをつかみ始めた3周目の下りで再び落車し、チェーンが脱落しタイムロス。落車したはずみで脚が痙攣し、ペースダウンを余儀なくされ、走りのリズムを崩し、ペースを上げられない。そのまま、5周目に入り、後続の選手にも抜かれてしまい、単独8位で最終周回に入った。上りで前の選手に10秒差まで詰めるが、力及ばず8位でのフィニッシュとなった。

小坂選手コメント「このレースのためにしっかりと準備し、前のレースでもしっかりと手応えを得たことで、表彰台も現実的な目標と考えていたので、非常に悔しい結果だった。シクロクロスでも同じだが、皆が狙う全日本で自分の思い描いたレースをすることは本当に難しいことだと改めて痛感した。そして、来年この舞台に立つときには、『勝ちたい』と強く思った。シーズン後半戦までは少し間が空くので、改めてトレーニングを積み、勝負に絡めるレベルでレースに臨みたい。今回のレースもサポート、応援ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。」

《RESULT》  Men U23

1平林安里   SPECIALIZED RACING JAPAN 1:21:41.23
2竹内遼       drawer THE RACING 1:23:59.52
3山田将輝   MIYATA-MERIDA BIKING TE 1:24:27.66

《RESULT》  Men Elite

1山本幸平   BH-SRSUNTOUR-KMC 1:35:41.35
2恩田祐一  MIYATA-MERIDA BIKING TEAM 1:36:47.36
3前田公平  弱虫ペダルサイクリングチーム 1:37:49.64

8小坂光      MIYATA-MERIDA BIKING TEAM 1:40:30.97

 

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