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第37回全日本自転車競技選手権大会 マウンテンバイク レースレポート

レースレポート【第37回全日本自転車競技選手権大会 マウンテンバイク】

 

▼大会名

第37回全日本自転車競技選手権大会 マウンテンバイク 

 

▼開催日

2024年7月6日、7日 

 

▼カテゴリー

男子エリート 

 

▼XCC(7月6日)

富士見パノラマリゾート特設周回コース(770m × 9周回 = 総距離6.93㎞)

出走:29名

スタート時間:12:15

 

▼XCO(7月7日)

富士見パノラマリゾート特設周回コース(3.6km+770m×7周回 = 総距離25.97㎞)

出走:82名

スタート時間:14:00

 

▼最終順位

XCC 4位

1位        沢田 時(宇都宮ブリッツェン)0:17:01.15

2位        宮津 旭(OLIVE) +2.10

3位        松本 一成(TEAM RIDE MASHUN/高崎健康福祉大学) +17.62

4位      竹内 遼(MERIDA BIKING TEAM) +24.21

 

XCO 4位 

1位         沢田 時(宇都宮ブリッツェン)1:18:54

2位         平林 安里(TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM) +25.71

3位         宮津 旭(OLIVE) +1:19.97

4位        竹内 遼(MERIDA BIKING TEAM) +3:23.98

 

▼レースレポート

作成者:竹内遼

編集:メリダジャパン株式会社 佐野雄哉

 

長野県、富士見パノラマスキー場にて開催された全日本選手権。昨年も同会場での開催だがコースに大きく変更が加えられた。登坂の距離が短くなったことでパックになりやすく、セクションの数が増えたことによってより複雑な展開のレースとなることが予想された。 

また気温が高いため、暑さや回復、補給など、細かい部分での対策が大きな差になると感じた。 

 

このレースを迎えるにあたり、苦手意識のあるレース序盤への対策として、スプリントやもがき合うようなトレーニングを積極的に行い(品川監督にお付き合いいただきました)、同時に身体や古傷のケアやマッサージを惜しまず定期的に受けるよう心掛けた。 

 

・XCC 

土曜はXCC。スタート地点から目視できる範囲のコースで行われた。基本的に路面は芝生で、難しいセクションは無い。 

基本的に短時間高強度のレースは苦手意識が強いが、この日はスタートからいい展開に持ち込むことができた。全9周回中2周目には先頭に出て積極的にペースを上げる余裕があり、最終的に絞られた5人のパックに入ることができた。決定的な場面でのアタックには対応できず4位となったものの、翌日のXCOに向けて手ごたえを感じる日となった。 

 

・XCO 

朝から今年一番といえるほどの暑さで、タフなレースになることは明白だった。アップの直前まで冷房を効かした車にこもり、体力の消耗を防いだ。その間にも品川監督をはじめとしたチームのみんなは眩むような暑さの中で準備を進めてくれて、とても心強く感じた。 

スタート直前まで意識的に電解質を摂取し、氷で身体を冷やすことに注力した。 

そしてスタート。

1周目で出遅れて勝負に絡めないことだけは絶対に避けたい。 

 

平林選手が刻むハイペースによって、先頭パックは私を含めていきなり4人に絞られた。かなりキツいが、しっかりと対応できている。この一カ月の取り組みが確実に活きていると感じた。 

2周目。このあたりは記憶があまりない。気が付いたら沢田選手とのパックになっていた。 

互いに探り合いながらのアタックが続くが決定的な動きにはならず、周回を消化していく。 

次第に沢田選手がきつそうな場面が増えてきた。息遣いが荒い。私もきついが、同じか、もしくはそれ以上に余裕がなさそうに見えた。

 

4周目、3番手の平林選手が差を詰めてきていた。沢田選手から協調して差を広げるよう提案され、私も同調した。パックの人数や意識しなくてはならない選手が増えるのは、このタイミングでは得策では無かった。 

しかし互いにアタックを掛け合っていたため、なかなかペースが上がらない。この周の終わりには平林選手に追いつかれ、3人で先頭パックを形成することとなった。 

5周目に入った直後に沢田選手がアタック、すかさずチェックに入る。平林選手は反応せず、再び2人でレースを進めていく。このあたりから身体に力が入りにくくなってきたことに気が付く。ハンガーノックだ。水分は意識してとっていたが、集中しすぎるあまりにエネルギージェルを摂ることを忘れていた。フィード手前で背中に入れておいた予備のジェルを摂ろうとするが上手く開封できず、フィードで受け取ろうとするものの手違いで受け取れない。精神的にもかなりきついこのタイミングで後ろから追いつきざまに平林選手がアタック。私はこれに反応することはできず、一気にペースダウン。4番手にいた宮津選手にもあっけなくパスされ、もうどうにもならなかった。視界が狭くなりながら、何とかゴールにはたどり着いた。 

 

本当に厳しい気候の中、万全の状態でスタートできるようサポートしてくださった品川監督はじめチームの皆様に感謝したい。そして、来年こそ全員で喜べる全日本選手権にしたいと強く思う。勝ちたい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第37回全日本自転車競技選手権大会 マウンテンバイク レースレポート

Coupe du Japon 白山一里野(UCI Class3)レースレポート

レースレポート【Coupe du Japon 白山一里野(UCI Class3)】

 

 

▼大会名

Coupe du Japon 白山一里野

 

▼開催日

2024 年6月8日、9日

 

▼カテゴリー

男子エリート

 

▼XCC(6月8日)

白山一里野温泉スキー場特設コース(ショート1周1.6km×4周=総距離6.4km)

出走:24名

天気:晴れ

スタート時間:16時40分

 

▼XCO(6月9日)

白山一里野温泉スキー場特設コース(1周4.0km×8周=総距離32km)

出走:57名

スタート時間:13時30分

 

▼最終順位

XCC 3位

1位 沢田時(宇都宮ブリッツェン)16:22.93

2位 宮津旭(OLIVE) +2.88

3位 竹内遼(MERIDA BIKING TEAM) +18.86

 

XCO2位

1位 沢田時(宇都宮ブリッツェン)1:30.43

2位 竹内遼(MERIDA BIKING TEAM) +2.14

3位 宮津旭(OLIVE) +2.55

 

▼レースレポート

作成者:竹内遼

編集:メリダジャパン株式会社 佐野雄哉

 

今季から UCI C3 に位置づけられた一里野。毎年重い芝路面と長い登坂に苦しめられ、

あまりいいイメージがない。だが今年は芝も短めに刈られセクションも増えたおかげで、以前よりもスピード感が出て気持ち良く試走を行えた。

今回、タイヤは Vittoria、Terreno を選択。

レースでの前後使用は初めてで若干の不安があったが、問題なく扱うことができて今後への自信になった。いいトライだったと思う。

XCC は3位。苦手意識があるコースで上手く立ち回れたと思う。体のキレも感じることができ、コンディションが上がり調子であることは確認できた。

 

翌日は XCO。8 周回ということでレース時間はおそらく 1 時間半を超えるだろうと予想していた。

長丁場になるとはいえスタートからペースが速い。特別抑えているつもりは無く必死なのだが先頭パックに入ることができず、5 番手で展開していく。どうにもトップスピードが上がらない。刻む走りしかできず苦しい展開となった。ただ、レースはまだ半分も消化していない。登坂が長くラップタイムも安定しないコースであるため、こちらが大崩れせず粘れれば表彰台は狙えると考えていた。そのため、効率良く差を詰めていくためにメリハリのある走りを心掛けた。6 周目あたりから差が詰まりだし、最終周に 3 番手の宮津選手をキャッチ。そのタイミングと同時に2番手の松本選手がパンクで後退したため、宮津選手との 2 位争いとなった。積極的にアタックをかけて何とか表彰台の一角を確保した。

レース序盤のスピードが大きな課題となっている。全日本選手権まで 1 カ月。質の高い日々を送ることができれば、まだ変化は起こせる。集中して改善をしていく。

Coupe du Japon 白山一里野(UCI Class3)レースレポート

Coupe du Japon 八幡浜国際(UCI Class1)レースレポート

レースレポート【Coupe du Japon 八幡浜国際(UCI Class1)】

 

▼大会名

Coupe du Japon 八幡浜国際

 

▼開催日

2024 年5月26日

 

▼カテゴリー

男子エリート

 

▼XCO

八幡浜市民スポーツパーク特設コース 1周4.0㎞×6=総距離24.0㎞

出走:70名

天気:晴れ

スタート時間:13:30

 

▼最終順位:2位

1位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) 1:10:51.65

2位 竹内遼(MERIDA BIKING TEAM) +1:06.88

3位 宮津旭(OLIVE) +1:43.37

 

▼レースレポート

作成者:竹内遼

編集:メリダジャパン株式会社 佐野雄哉

 

今シーズン、特に重要視しているレースのひとつがこの八幡浜。国内で UCI ポイントを獲得できる貴重なチャンスである。

前レースのびわ湖高島の反省を生かし、八幡浜までの期間は積極的にケアを受けて疲労の蓄積を防ぎながらトレーニングを進めた。

 

 

雨が懸念されたがレース当日は朝から快晴。気温も 28℃まで上がったため、スタート直前まで意識的に身体を冷やすことを心掛けた。

そしてスタート。コース1周の距離に対して周回数が少なく、短めのレースとなることが予想されたため序盤からスピードが速い。今回は先頭パックに加わらず、見える位置を維持しながら無理なくレースを進めた。現時点で自分が持っている長所を生かすためにはこの走り方が得策と考えた。2 周目後半、ペースダウンや落車によって遅れた選手たちを抜き単独2 番手に順位を上げ、先頭を独走する沢田選手を追う。その差は 20 秒ほど。4 周目には 8秒まで詰めたものの、沢田選手が再度ペースアップ。それに対応できず、独走を許してしまった。最終的に 1 分 6 秒差での 2 番手でレースを終えた。

このレースまでのトレーニングの組み立て、機材、タイヤ等の準備や選択、そして万全のサポート体制とレース当日の感覚を照らし合わせると、この日獲得できる最良の結果だったと思う。全日本で勝つためには明確に足りない部分がある。あと1か月強、いろいろな方々の力を借りながら勝つために力を注いでいく。

 

Coupe du Japon 八幡浜国際(UCI Class1)レースレポート

Coupe du Japon 琵琶湖高島大会レースレポート

 

 

レースレポート【Coupe du Japon 琵琶湖高島】

 

▼大会名

Coupe du Japon 琵琶湖高島

 

▼開催日

2024年5月4日~5月5日

 

▼カテゴリー

男子エリート

 

▼XCC(5月4日)

滋賀県高島市朽木スキー場特設コース(1周1.0km × 7周 = 総距離7.0km)

出走:24名

天気:晴れ

スタート時間:15時30分

 

▼XCO(5月5日)

滋賀県高島市朽木スキー場特設コース(1周4.2km× 8周 = 総距離33.6km)

出走:57名

天気:晴れ

スタート時間:12時10分

 

▼最終順位

XCC 5位

1位        沢田 時(宇都宮ブリッツェン) 17:13.56

2位       平林 安里(TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM) +0.73

3位        宮津 旭(OLIVE)+20.32

4位        鈴木 来人(アヴニールサイクリング山梨) +1:00.15

5位      竹内 遼(MERIDA BIKING TEAM) +1:11.53

 

XCO 3位

1位 沢田時(宇都宮ブリッツェン)1:27:07.69

2位 平林安里(TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM) +25.37

3位 竹内遼(MERIDA BIKNG TEAM) +2:04.43

 

▼レースレポート

作成者:竹内遼

編集:メリダジャパン株式会社 佐野雄哉

 

新体制で臨む最初のレース。

コースは最後に走った数年前と変わらず長い登坂が特徴的で、それ以外は特筆すべき注意点はない。フィジカル勝負となるのは明白なコースであった。

土曜はXCC。1周1キロのショートコースで行われた。XCOのスタート位置を決めるいわば予選的な位置づけではあるが、手を抜く選手はいない。

スタートから一気に先頭パックが絞られ、沢田選手、平林選手、宮津選手と自分の4名でレースを進めていく。レース中盤で先頭に出るが、他の選手と比べて明らかにキレも余裕もない。そのうち沢田選手が中心となって再三アタックがかかり、私は完全にオールアウトしてしまいパックから脱落。そのままずるずるとペースを落とし、後続の選手にも抜かれ5番手でのフィニッシュとなった。

 

レース後は品川監督と改善点を洗い出し、翌日までにできること、次戦の八幡浜までにできることを整理しながら準備を進めた。こういうことが自然にできるチーム体制であることがありがたいし、精神的にもとても心強い。品川監督が持っているノウハウは自分にとって活きてくることばかりで、これからどれだけ吸収し、自分のモノにできるかが楽しみである。

 

迎えたXCO当日。自分の今の調子と他の選手の走りを照らし合わせて、正直なところ勝負に絡むのは難しいと考えていた。走れていない自覚がありながら調子がいい時と同じレース展開をし、大きく崩れていったレースは過去に何度もある。守りに入るようなレースをするのは本意では無いが、この日残せる最大限の結果を出すためにレース序盤は無理に先頭争いに加わらず、沢田選手と平林選手の競り合いを後ろから見ながらマイペースでレースを進めた。

単独3番手でレースを進めていたものの、宮津選手に追いつかれそのままふらふらと4番手に後退。パックにならなければいけない局面だったにも関わらず、どこか力が入らずあっさりと順位を落としてしまった。宮津選手との差は最大40秒以上開き、表彰台に乗ることすらも半ば難しいだろうと思いつつ、開き直ってバイクの走らせ方を変えてみることにした。

途端にするするとペースが上がりだし、今までの苦しさが嘘のようにバイクが進みだした。ラスト2周で宮津選手を捉え、全8周回のうち、5~7周の最速ラップを刻み、単独3番手でレースを終えた。

ちょっとした事の修正で一気に勝負に加われそうな手ごたえを感じることができたのは収穫だった。

次戦までの間に修正、改善を重ねていこうと思う。

 

Coupe du Japon 琵琶湖高島大会レースレポート