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Coupe du Japon 京都湯船 レースレポート
レースレポート【Coupe du Japon 京都湯船ステージ】
▼大会名
Coupe du Japon 京都湯船 stage
▼開催日
2024 年8月17日、18日
▼カテゴリー
男子エリート
▼XCC(8月17日)
京都府相楽郡和束町湯船MTBランド(ショート1周0.9km×6周=総距離5.4km)
出走:19名
天気:晴れ
スタート時間:15時40分
▼XCO(8月18日)
京都府相楽郡和束町湯船MTBランド(1周2.98km×6周=総距離17.88km)
出走:53名
スタート時間:12時10分
▼最終順位
XCC 1位
1位 竹内 遼(MERIDA BIKING TEAM) 15:57.50
2位 副島 達海(大阪産業大学) +0:02.03
3位 宮津 旭(OLIVE) +19.02
XCO 1位
1位 竹内遼(MERIDA BIKING TEAM)1:10:34.64
2位 副島 達海(大阪産業大学) +0:50.39
3位 宮津旭(OLIVE) +0:58.44
▼レースレポート
3年ぶりの開催となったこのレース。コースは基本的にシングルトラックで抜きどころが
少ない。加えて勾配がきつく、登坂距離も長いため、脚の差が出やすいと感じた。
一度オールアウトしてしまうと一気にリズムが狂い、大きくタイムをロスする可能性があ
ると感じ、XCO の際はレースの組み立て方に注意を払った。
【XCC】
駆け引きの要素が強いXCC。比較的苦手とする要素なので、事前に品川監督からアドバイ
スを受けながら展開をイメージしていた。無駄な動きはせず、勝ちに徹する走りを心掛けた。
スタートはスムーズに決まり、全6周回中2周目には早くも副島選手、宮津選手と私の3名
パックに絞られる。しばらくはパックのまま、それぞれが互いの動きを伺いながらレースを
進めていく。
3周目に副島選手が登坂を利用してアタック。間にいた宮津選手が中切れ気味で、5秒から
10秒ほど差が開くが落ち着いて対処。その後コース幅の広いホームストレートでペース
アップ。単独で副島選手に追いつき、そのまま登坂でアタック。5秒ほどのタイム差が生ま
れた。
翌日に向けて脚を使いすぎないようタイム差を調整しながらそのまま逃げ切った。
【XCO】
朝から気温が高く、万全の暑さ対策を施してもらいレースに臨んだ。スタートは大きなミス
なく進んだが、マークすべきだった副島選手、宮津選手との間に他の選手を入れたままシン
グルトラックに突入してしまった。コース後半まで抜けるようなポイントが無く、1周目で
30秒ほどのタイム差をつけられてしまう。このあたりが甘さだな、と考えつつ、タイム差
を詰めていくための走りへ。決してオールアウトはしないよう、また暑さでやられないよう、
掛水で身体を冷やしながらメリハリをつけた走りを心掛けた。
まず宮津選手をキャッチ。その後、先頭の副島選手を射程圏内に捉える。タイム差が10秒
ほどまで詰まると副島選手もペースを上げようと踏み込むが、無理には追わない。このコー
スであれば10秒以内のタイム差であれば問題ないと判断し、リズムを崩さないことに専
念した。ほどなくして副島選手に追いつく。途端にミスが増え始めたので、どこで勝負を決
めるかを考えていたが、下りで副島選手が落車。そこに私が乗りあげる形で落車し、彼のホ
イールのバルブを折ってしまった。(ごめんなさい)
私はすぐに復帰。残り2周を独走し、1位でレースを終えた。
まずはMERIDA BIKING TEAM として2勝を挙げることができ、嬉しく思う。まだまだ課
題は山積みだが、一つ一つ、丁寧に、着実に成長していくしかない。その過程を楽しみなが
ら、全力を尽くしていく。
Photo by Sumpu Photo
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